人生まんなか暮らし

人生なるようになる

ラルクのライブに行ったお話その①

これから念願だったL'Arc〜en〜Cielの

ライブに参加した話をしていく。

とにかく長文、思ったことを気の向くままに書いていくのでツッコミ等は受け付けておりません。

 

 

L'Arc〜en〜Ciel

フランス語で虹という意味だ。

 

平成という時代に10代〜を過ごした年齢の方なら一度は彼らの楽曲に触れたことがあるだろう。

 

ラルクの出会いは忘れもしない

私が中学2年のときだ。

丁度、ラルクの活動休止が終わって

READY STEADY GO

をリリースした時期だ(歳がバレる)

某音楽番組に出ている彼らを見て心の底から

「カッコいい」

と思った。

純度100%のカッコいいを初めて味わった瞬間だった。

この辺詳しいこと書いたら終わらなくなるのでまた別の機会に書こうと思う。

ちなみにベースのtetsuyaさんに心を奪われた。

 

それから数年ラルクに夢中だった。

当時の音楽再生機器はMDだったのでMDに録音した楽曲をひたすら聴いた。

当時の私にはCDを買う金は無かった。

だからGE●でレンタルした。許してくれ。

テレビに出れば深夜であろうとリアルタイムで見た。

 

 

しかし、人生色々。私は彼らから離れた。

 

 

どうして離れたか。

そしてどうして彼らに再び夢中になっているか。

それもここに書き始めたら永遠に本題に行かなくなるのでこちらもまた別の機会に書こうと思う。

ぶっちゃけ大した理由ではない。

 

そうして10数年ぶりにラルクに戻ってきた私は彼らがツアーを行うことを知った。

 

ラルクのライブは私にとって憧れだった。

 

学生時代、部活に受験勉強に忙しくバイトも出来なかった私は金が無かった。

正直に書くと他のアーティストのライブには行ったが彼らのチケットは中高校生だった私には背伸び1.5倍の額だった。

そして倍率もハンパないという噂を聞いていた。まず当時FCに入る金すらなかった私にはライブチケットは悪魔の実でも食べて腕が100倍伸びないと手に入らないような遠い存在だった。

中学時代からの口癖は

「生きている間にラルクのライブに行く」

だった。

この台詞はラルクから離れていた時期にも口にしていた。

その気持ちだけはいつの時期も変わらなかった。

 

そんな憧れの現場が現在住んでいるところからチャリでも行けるさいたまスーパーアリーナにやってくることを知った。

 

もう学生ではない。社会に出て結構な時間が経った。人並み程度の金なら手元にあると思う。

だが少し悩んだ。強い感情の矛先をいざ目の前にすると少し躊躇する現象みたいなやつだろう。

 

そして意を決してまずはFCに入った。

今は会員証もデジタルな時代なんだなぁと平成初期の思考を炸裂させた。

それからツアー埼玉公演2公演を申し込んだ。

私は「どんな席でも良いから行ければ幸せ!」と「どうせ落選するだろう」

という思いだったのでSS席ではない席を選択した。

今思えば少し欲張れば良かったとも思う。

 

数日後、夜も深い新宿駅のホームで当選通知を受け取った。しかも両公演。

思考が停止した。私の予想は

「ご用意出来ませんでした。ごめんなさい」

の文字だったので「当選」の二文字に軽くパニクった。

学生時代強く憧れた現場に行けると実感したとき狂喜乱舞しそうになった。

私が透明人間かつ不死身の身体だったらホームから電車を飛び越え鳥のごとく舞い上がっただろう。

 

生きているうちにラルクのライブに行くが目標だった私はもうすぐ死ぬのではないのか?!とも思った。とりあえずまだ生きている。

そして、まだ生きていたい。

 

当選通知から約2ヶ月後のライブに向けて

とりあえずツアーグッズを買うことにした。

既にツアー自体は始まっておりグッズのラインナップは出揃っていた。

今まで眺めるだけだったライブグッズを手に出来るのも至福の行いだった。

 

ツアーグッズも通販や注文後の会場受け取り対応をしていてくれて当日並ばなくて済みそうだ。とてもありがたい。さすが令和。

 

今回はコロナのせいで歓声を上げられないのでバットマラカスライトというキンブレ+鳴り物をご用意してくれているようだ。

初めてのことで何を買ったら良いか分からなかったのでバット型マラカスの他に基本的にライブで必要そうなタオルや会場限定のお菓子とアクリルスタンドを買った。

 

正直ラルクのメンバーがアクスタになっている今の時代、他ジャンルでたくさんのアクスタを見てきたオタクとしては何という素晴らしき時代だ!と歓喜した。

 

しかし、いざ参加が決まると

離れていた時期も長かったのでこんな私が大人気のラルクのライブに行っていいのだろうか?

変わらずに応援してたファンの方になんだか申し訳ない気もしてきた。

 

そんなことを3秒くらい考えたが

私はすぐ開き直った。

そんなん考えてる暇あったらラルクの曲でも聴いろ

という結論に至った。

 

事前に何かしらのライブ円盤でも見て予行練習することも考えたが、どれを買って良いか分からず...嘘...どれも欲しくて堪らなくなってしまったので、とりあえずYouTubeラルクの公式chが上げてくれているライブ映像を見た。

 

そんなこんなしているうちに

2021年12月4日

ライブ当日を迎えた。

 

前日は楽しみで眠れなく...ならなかった。

爆睡した。

会場が近いおかげか正直実感がなかった。

電車が止まってもチャリで行けばいいし、

グッズも決められた時間に取りに行けば良いので早起きも不要だった。

だからめちゃくちゃ寝た。

昼ごはんも夫と家の近所の定食屋でパクパク食べた。そして一回帰ってテレビ見てた。

会場に着くまでがあまりにも普通の日常だった。

 

そしていよいよ会場へ向かった。

事前に購入していたツアーグッズのバッグを肩に下げて地元を歩いているときは

「見て!私これからラルクのライブ行くの!」という誇らしい気分だった。

 

会場に到着すると

キョロキョロしたらアカン!

舐められる!堂々とせな!!

というお上りさんのような謎思考に陥った。

 

入場すると一人で参加されている方が周りに結構いて安心した。

一人ライブ参加は慣れているが何故か今回はめちゃくちゃ気張ってた。理由はよく分からん。

 

開演までの時間に自分の

♯思い出のラルク

のツイートが会場の大画面に映された時は嬉しかった。僕は泣いた。

 

さぁ、待ちに待った開演時間だ。

 

この続きはめちゃくちゃ長くなると思うので

違う文章に書こうと思う。

 

読んでくれた方々に最大級の感謝を込めて