人生まんなか暮らし

人生なるようになる

ラルクのライブに行った話その②

sakurako-kt.hatenablog.com

↑前回の日記

 

幕は上がった

 

私にとって初めてのL'Arc〜en〜Cielのライブが始まった。

 

※ライブレポートが書けるような記憶力も表現力もないので自信が脳直で感じたことや思ったことを綴ります。レポではないのでご了承ください。

 

アリーナに作られたセンターステージのおかげでS席からでもとてもよく見えた。

 

360°の円形モニターに映されたOP映像。

 

もうすぐ私の視界に生のL'Arc〜en〜Cielが飛び込んでくるんだ...!そう思うとアドレナリンがナイアガラの滝のごとく流れて出ているのが実感できた。

心拍数を測ったらきっと測定器は異常値を示しただろう。

 

稲妻のような大きな一つの音の後

モニターが競り上がり現れた。

 

L'Arc〜en〜Cielの4人の姿

 

しかし暗転していてよく見えない。

 

コロナ禍で発声は禁止だったがもし声が出せたら私は叫べただろうか。

とにかく固唾を飲んだ。

 

1曲目 get out from the shell

 

怪しげなイントロの後に初めて生で聴くhyde氏の歌声

「うわっ!カッコいい」思わず声が出そうになった。

 

サビに入ると暗かったステージが光に包まれて4人の姿がハッキリ見えた。

 

興奮の絶頂にいくかと思いきや突然私は冷静になった。

「レベルが違う...」

金かかってんな!演出すごくない?!とそんなことを考え出した。

今まで私が見てきた様々なライブも非常に素晴らしかった。

しかし、やはり世界レベルのモンスターバンドはカメラワークや照明すべてが凄かった。もはやカルチャーショックに近いものを感じた。

圧倒されるとはまさにこのことだろう。

 

間髪入れずに2曲目

「Caress of Venus」が始まった。

 

前曲と異なるアップテンポでポップな曲だ。

 

ここで私の感情が急に爆発した。

「L'Arc〜en〜Cielって本当にこの世にいたんだ...」

今までテレビで見るか夢の中にしか現れなかった存在が目の前にいるという事実に感動した。

 

ラルクファンでお馴染みアインシュタインの稲ちゃんもそんなこと言ってたな。

ラルクを目の前にするとみんな同じ感情を持つのか...?

 

しばらくライトも降らず硬直した。

初めて感動で身体が動かなくなるという経験をした。

 

そして中学時代の自分に伝えたいと思った。

「中学時代の私!今、目の前にラルクがいるよ!」

ということを。

 

様々な感情が溢れて、自然と涙がたくさん流れてきた。

 

棒立ちで静かに泣いた。

 

涙を拭って見えたステージには

ベースを弾きながらぴょんぴょん飛び跳ねる

てっちゃんの姿が見えた。

また泣いた。

 

前述していた通り、私はてっちゃんが好きだ。今で言う推しというやつだ。

彼のベースを弾きながら飛び跳ねたり、走り回ったり、ターンしたりというパフォーマンスがずっと好きだった。

 

彼のそういう姿を見ると自然と心が躍った。

 

その光景が目の前に広がっている。

ラルクがいるこの世界はなんて素晴らしいんだろうと思った。

 

そこからしばらく泣いたり、硬直したり、我に返ってライトを降ったりの繰り返しだった。

 

※前述した通りレポをするつもりは毛頭ないので全曲どんなこと起きてたかは書き起こすことはしない。

 

STAY AWAY」のイントロが聞こえた。

身体がふわっと宙に浮くような高揚感が身体を駆け抜けた。

 

踊るラルク(合成)のMVでお馴染みのこの曲。

MVも含め大好きな曲だ。

中学のときから何百回と聴いた曲。

 

回転するステージ上でhydeとてっちゃんがグルグル回ってる(表現むずい)

お二人の姿がよく見える。

 

あぁ...至福とはまさにこのこと

と感じた。

 

続けて「NEO UNIVERSE」の2000年発売ソングのコンボが来た。

 

ネオユニのステージ演出の美しいこと。

ステージ上には光の柱が完成し、そしてキラキラという言葉がぴったりの照明が施された。

 

その中で歌うhydeが美しくて堪らなかった。

天使かと思った。

 

ステージに炎が🔥灯されたりそれを消すような雨の演出がされた後

MY HEART DRAWS A DREAM」が始まった。

私が大好きで大好きで堪らない曲だ。

曲が始まった瞬間、再び涙が止まらなくなった。

この曲は私が大学受験を迎える頃に発売された曲で夏期講習中に何回も何回も聴いていた。

「夢を描くよ」という歌詞が大学進学という目標を持って何かに取り組んでいた私にはとても響いていた。

そんな私を支えてくれた曲を今、生で聴いている。なんて幸せなんだ。

hydeには正面から風が吹き、両手を広げて歌っていた。まるで大空を羽ばたく鳥のようだった。

 

美しかった。

 

多幸感とはまさにこのことか。

自分の知らない感情がまだあるんだなぁという感覚だった。

 

続きを書こうと思うのだが、続く曲が

あまりに思い出が深すぎる

READY STEADY GO」が控えているため

続きがとてつもなく長くなってしまうので次の日記に綴ろうと思う。

 

私のラルクのライブへ行った話はまだまだ続きます。

それではまた。